ruby開発環境
rvm、gem、rails、rake、rackなど、rubyの開発環境を構築にあたって大変だったことを以下に。
rubyの開発環境としては、
・バージョン管理にrvmを使用(cf . rbenv)
・パッケージ管理にgemを使用
・railsのパッケージ管理にbundlerを使用[rails3]
※自分の環境での使用方法であり、実際には機能がかぶることもあり、使い方はいろいろある。
■rvmのコマンド (cf. rbenv)
コマンド | 説明 |
rvm list | インストール済みのrubyリスト |
rvm list known | インストール可能なrubyの一覧 |
rvm install [rubyリスト名] | [rubyリスト名]のインストール |
rvm use [rubyリスト名] | [rubyリスト名]への切り替え |
rvm use system | rvmからではなく、元から入っていたruby環境への切り替え |
rvm gemset list | 現在のバージョンで使われているset一覧 |
■Gemコマンド
コマンド | 説明 |
gem help [コマンド名] | コマンドのヘルプ |
gem env gem -v |
バージョン確認 |
gem search [パッケージ] gem search -r [パッケージ] |
パッケージ検索 パッケージのバージョン検索 |
gem install [パッケージ] | パッケージのインストール |
gem list | インストールしたパッケージの表示 |
gem update gem uninstall |
インストールされているパッケージのアップデート アンインストール |
■Rails rails(Webアプリケーション開発のためのフレームワーク) railsコマンドについては、簡単なもののみとする。詳しくは、自分で調べてください。
手順 | コマンド | 説明 |
1 | rails new [アプリ名] | [アプリ名]というrailsアプリをつくる |
2 | cd [アプリ名] | ディレクトリへ移動 |
3 | Gemfileに必要なパッケージを記述 | ※すでに記述されているパッケージは、アプリを作った時点でインストールされている。 |
4 | bundle install | Gemfileの中身をインストール。「Gemfile.lock」はインストールされたGemパッケージの名前とバージョンが記録されたもの |
他 | その他コマンド |
bundle exec list rails s rails c |
Bundler Rails3で公式に採用されているアプリケーションの依存関係管理ツール。bundlerを利用する利点は、gemパッケージ同士は密に依存している為、更新によるバージョン変更に伴い、アプリケーションが動作しなくなるリスクを軽減。
Rake Rubyによるビルドツール。Rakefileを置いたディレクトリで、rakeコマンドを実行すると、Rakeファイルに定義された処理内容(タスク)が実行される。その他にも使い方いろいろ。
rake --help
rake --tasks
Rack Rackは、Rubyにおけるサーバとアプリケーション/フレームワーク間のインターフェースの役割を果たすライブラリ Rack アプリケーション(Passenger、Thin、Mongrel 、unicornなど)向けの HTTP サーバと連携するための、インターフェースみたいな?※詳しくは自分で調べてください。
rackup --help